やると決めたことが続かない人。とくに努力しなくても勝手に続く人。その違いは何か。

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ワールドカップ、盛り上がってますね。

 

昨夜は、日本代表の試合にテンション上がりっぱなしで、

なかなか寝付けなかったですが、

 

朝はいつもと変わらず4時半

 

に目が覚めます。

 

特に眠くもなく、気持ち良い朝を迎えるのが、すっかり習慣になっています。

 

今日の午前中は地域の方向けの体幹トレーニング講座の講師でしたが

 

講座で使用する資料も、早朝~朝食までの時間でバッチリ作成し終わりました。

 

 

・・・とはいえ、

 

今でこそ、すっかり習慣化した実感がありますが、

 

以前は、早朝起床の朝活をしようと決め、4~5日続けては休み、

 

また数日して始め、一週間続けてるうちに、2度寝、3度寝して…

 

結局元どおり、を何度も繰り返していました。

 

 

要するに、

 

 

やるぞ!と決めても続かない、を繰り返していた

 

んですね。

 

 

 

なぜそうなるんでしょう?

 

 

結論からいうと

 

 

 

 

目的と目標の取り違い 

 

 

 

をしていたから。

 

 

この目的と目標・・・

 

 

辞書によれば、

 

目的

実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。

 

倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。

 

目標

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。

 

射撃・攻撃などの対象。まと。

 

行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

 

・・・とありますが、

 

 

私的にはもっとシンプルに、

 

 

目的…理想の到達点

 

 

目標…目的までの道のり

 

 

と解釈しています。

 

 

例えば、うちの娘は今中学3年生です。

 

中学3年生と言えば、たいがい

受験を視野に入れてこれからの時間を過ごすでしょう。

 

先日の記事でも書いたとおり、

 

世の子ども達、何のために受験するのか?

 

が明確になっているなら、

 

勉強も苦にならないでしょうね。

 

kin73.hatenablog.com

 

テストで良い点を取る。偏差値を上げる

 

これは

 

目的ではなく、あくまで目標です。

 

 

私は、

 

何のために?という意味が見いだせない努力ほど、辛いものはない

 

んじゃないかと考えていますから、

 

努力根性だけでは、やがて勉強自体が嫌いになるんじゃないでしょうか?

 

 

一例ですが、

 

旧ソ連ナチスが行っていた最も過酷といわれる拷問の一つ。

 

それは、

 

 

・午前中、スコップで地面を掘らせ、自分の背丈ほどの穴を作らせる。

 

・午後、その穴を元通りに埋めもどさせる。

 

  

この単純作業を毎日繰り返させるのです。

 

 

 

3日もしないうちに、精神状態がおかしくなる

 

 

 

そうですね。

 

 

これは極端な例ですが、

 

意外と、

 

自分自身に、または子どもに、

似たようなことを強要している

 

場合が多い。

 

 

 

 

 

 

とにかく頑張れ 

 

 

 

 

 

と。

 

 

人間、努力と根性だけでは続きません。

 

 

早起きという行為自体は、

 

何時に起きよう、という目標にすぎませんね。

 

 

何のために早く起きるのか?どういう理想の状態に繋がるのか?

が明確でがないと、これも嫌になりますよね。

 

結果、続かないのは当然です。

 

では、私にとって朝早く起きる目的は?

 

明快です。

 

【良い仕事をするため】

 

ですね。

 

最高のコンディションで仕事に望む。

そのために、最高の気分になれる時間を意図的に創っています。

 

まとめとして、

 

簡単に、目的を持つ以前と、以後を比較するとこうなりますね。

 

以前…早起き続かなかった=目的がなかった=根性(意志)だけ=続かない

 

現在…目的につながっている実感=朝が楽しみ=楽に、勝手に続いている

 

・・・とこんな感じでしょうか。

 

 

特に面白いなーと思うのは

 

毎日していた晩酌が必要なくなったこと。

 

 

酒を我慢?きついなあ・・・

 

から、

 

酒?いらないなあ

 

になっている(笑)

 

これが自分で一番驚いていることですかね。

 

お酒との上手な付き合い方については、また後日書きます。