元気なママ達の笑顔の中に、子ども達の輝く未来がある
今日の午前中、赤ちゃんをお連れのママさんが産後の骨盤調整に来られました。
このママさんにとって、今日一緒に来ていた赤ちゃんは3人目。
1人目の子が、まだお腹にいるときから産前の骨盤調整で、
身体のメンテナンスにお越しになっていますので、
もう6年間のおつき合いになります。
で、施術前にママさんが準備している間、
私と妻の副院長とで、交代で抱っこ
をさせてもらうんですが…
いやね、もうとにかく、
癒やされます
仕事がら、赤ちゃんを抱っこする機会も多いんですが、
毎回、
抱っこしている私の身体がリラックスし、緩んでいく
のがよく分かります。
その理由はいろいろですが、特に…
「オキシトシン」というホルモンの影響ですね。
オキシトシンとは、人と人との肉体的な接触や、簡単なボディタッチでも分泌されるんですが、
脳が癒され、ストレスが緩和する不安や恐怖心が減る他者への信頼感が増す親密な人間関係を結びたいという気持ちが高まる学習意欲や記憶力が向上する
などなどですね。
それにしても、赤ちゃんて、一方的に世話を要求してくるだけで、代わりに家事とか仕事に行ってくれるわけではない(笑)
それでも、
ただそこにいる
というだけで、人を癒やす赤ちゃんはすごい、と常々思っています。
赤ちゃんは、自分で自分を守れない存在
です。
だから、
100%大人に依存しないと、一日だって生きていけないくらい弱い。
だから、私たち大人が守ってあげているわけですが…
こうして赤ちゃんと触れ合うだけで、大の大人が心も身体も癒やされているわけで…
人間、よくよく周囲との関係を振り返ってみると、
自分が
守ってあげている
と思っているた方が、実は、
守られていた
ことに、後から気づくこともありますね。
その時はじめて、
感謝すべきものに感謝出来ていなかった自分
に気づかされるものです。
さて、
本来は、赤ちゃんとのふれあいだけで、大人も癒やされるものですが、
赤ちゃんと触れ合う機会の多いママさん達は、オキシトシンの恩恵を受ける機会も多いということになりますね。
でもですね
ママさんたちがいつも癒やしに満ちているかといえば、そうでもありませんね。
生活で、仕事で、人間関係で…と、いつも何かしらストレスにさらされています。
そうなると、身体にも痛みとか、不調といった影響が出るものです。
うちは開院当初から、産前、産後のママさんを整体で応援して来ているわけですが、
それは、私たち夫婦の子育て体験を通じて、
元気なママ達の笑顔の中に、子ども達の輝く未来がある
そう信じているからですね。
お子さん達の成長を、
たくさんのママさん達と一緒に見守って歩んでいる今の仕事は、
私の誇りでもあります。
あらためて、
「良い仕事に恵まれてるなあ…」
という誇りを実感した時間でした。