AIに仕事を奪われる人、奪われない人

f:id:kin73:20180511112218j:plain

 

 

ここ数年のAIの目覚ましい発達で、

 

人間の仕事が機械に取って代わられる

 

という話題が、身近に取り沙汰されるようになりましたね。

 

201512月、オックスフォード大学のマイケル A. オズボーン准教授、カール・ベネディクト・フレイ博士との共同研究に取り組んでいる野村総合研究所は、「1020年後には日本の労働人口49%AIやロボット等で代替可能になる」と発表。

 

 

今ある

 

仕事の半分は、AIとかロボットに取られてしまう

 

 

んでしょうか。

 

 

 

 

 

 

f:id:kin73:20180511112637j:plain

 

 

 

 

例えば、

 

アメリカでは、機械が奪うとされている職業の上位15位を抜粋すると次の通り。

 

  1. 小売店販売員
  2. 会計士
  3. 一番事務員
  4. セールスマン
  5. 一般秘書
  6. 飲食カウンター接客係
  7. 商店レジ打ち係や切符販売員
  8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員
  9. 帳簿係などの金融取引記録保全
  10. 大型トラック・ローリー車の運転手
  11. コールセンター案内係
  12. 乗用車・タクシー・バンの運転手
  13. 中央官庁職員など上級公務員
  14. 調理人(料理人の下で働く人)
  15. ビル管理人

引用:http://diamond.jp/articles/-/76895?page=2

 

アメリカのBakerHostetlerという大手法律事務所では、人工知能が法律のアドバイスをするそうですね。

 

もう日本でも準備は始まってるのではないでしょうか?

 

私達の生活に身近なところ

 

では、

 

NHKは、20184月から一部の番組で

 

人工知能のアナウンサー

 

が登場。

 

私もAIアナウンサーの放送を耳にしましたが、

 

 

 

いいんじゃない!? 

 

 

 

と思いましたね。

 

普通にニュース読むだけなら、まったく遜色ない。

 

 

 

 

人間と違ってカミませんし(笑)

 

 

こうなると、もう

 

なんでもありな感じ

 

がしますね。

 

一方で、AIに取って代わられる可能性が低い職業の例とし調べてみると

 

ケアマネジャー

経営コンサルタント

ゲームクリエイター

バーテンダー

フリーライター

ミュージシャン

外科医

小学校教員

商品開発部員

人類学者

ツアーコンダクター

セラピスト

 

といったものが挙がってきますね。

 

これらに共通の要素としては、

 

 

「創造力」

 

「コミュニケーション力」

 

「発想力」

 

 

こういった力が必要になるようです。

 

 

まとめると、

 

コミュニケーションが必須な仕事

 

定形パターンがない仕事

 

常に新しい発想が必要な仕事

 

といったところでしょうか。

 

…我が子にも、

 

文部科学省教育指導要領に沿った勉強よりも、

 

上記のような実力が養われる体験、学びの機会をつくることが大切かもしれません。

 

そう考えると、

 

私の職業である「整体師」「セラピスト」は、

 

 

 

人間相手の仕事の最たるもの

 

 

 

ですから、まあ安泰なんでしょうか?

 

 

 

 

 

でもですね

 

 

 

 

 

 

私はそうは思いません

 

 

 

 

いくら人を相手にしても、受付マニュアル、接客マニュアル、に始まる、

マニュアル頼みの機械的な仕事では、本当の対人業務といえないと思います。

 

整体院や、治療院、各種サロンでも、接客マニュアルを整備することはよくあります。

 

例えば、

 

問診マニュアル

 

施術マニュアル

 

施術後の説明マニュアル

 

次回予約マニュアル

 

などなど。

 

スタッフごとに接客の差がないように、

 

マニュアルを準備することは良いことですね。

 

だってラーメン屋さんでも、スタッフによって

 

チャーシューが4枚だったり、1枚だったりしたら

 

 

 

 

 

チャーシューマシマシのスタッフ

 

 

 

 

がいる日を狙いたくなります(笑)

 

f:id:kin73:20180511114215j:plain

 

 

 

 

ともかくも、

 

 

マニュアル自体は、単なる『やり方』の説明書であって、『方法や手順』はわかりますが、

 

 

やり方で働く=機械的な作業

 

 

です。

 

そうなればAIの領域で勝負することになりますね。はい、勝てませんね。

 

 

 

対して、人間

 

『心もよう』

 

『今どんなことに悩んでるのか、心を痛めているのか』

 

『本当に望まれていることは何か』

 

 

といった、

 

 

言葉にならない心の声

 

 

を受け止める。それが人間相手の仕事の第一歩だと思います。

 

 

 

人と人が心が通じ合う為に、まずしっかりもつべきものはマニュアルではありません。

 

 

 

 

 

 

何のために生きるのか

 

 

 

 

という志、人生の目的です。

 

 

 

自分自身の価値観、生き様に、人の共感は生まれるものです。

 

 

 

 

整体師、セラピスト人の身体だけでなく、心も癒やす

 

 

スーパーヒーロー、スーパーヒロイン

 

 

というのが、私の思い。

 

これから加速するAI時代に向け、人の心を打つ整体師、セラピストとして、第2のキャリアを始めるかたも増えるでしょうね。

 

 

人と心が響き合う仕事それこそが「人の価値」ですね。

 

そういう自分自身に磨きをかける生き方をしているセラピストは、

 

 

 

 

 

AIなんてまったく怖くない

 

 

 

私はそう思います。