中学生の娘にスマホ断ちさせてみた
子どもに、
スマートフォンを持たせているがゆえに
発生する問題
って、ありますよね。
勉強中にLINEやメールの通知が来る
↓
そのたびにスマホ操作して集中できてない
周りの友達がやっていて自分だけやっていない
↓
いずれ仲間はずれになるんじゃないかと心配になる
直接会って言わない
↓
ストレートな言葉を平気で書いていて心配になる
などなど…。
聞けば、いろいろと
家庭生活、学校生活にも支障をきたしてる事例も多い
ようですね。
かといって、
まったく使わせないのも果たしてどうか…?
と心配にもなります。
全く使わせない
↓
高校生や大学生になった急に解禁するのはかえって怖い
子どもの社会性を尊重したい
↓
信頼できる親しい友だちに限りLINEでつながっても良いのでは?
でも、他の子から求められたら拒否するの???うーん…。
と、
使わせるにしろ、使わせないにしろ、
各ご家庭、お子様ごとに、悩みも様々かと思います。
で、
我が家でも、
きちんと問題発生(笑)
してまして。
ついには
スマホ断ちを断行するに至り、一ヶ月が経過
しました。
ここで途中経過を踏まえて振り返ってみようかと思います。
ことの発端と経緯はこちら
↓
いずれにしても、
スマホやSNSでの悩みの根底には、
決めたことを守れない
という問題があるのではないでしょうか?
でもですね。
われわれ大人も、けっこうスマホに振り回されてませんか?
聞けば、例えばスタバで仕事してる人も、
「半分以上の時間はついSNSみてました」という方は多いものです。
そうですね。
「一杯だけ飲み行こう」と言って、
一杯で終わったことないですよね(笑)
あれ?私だけ?お恥ずかしい限りで…。
まあ、我が子どもに自分自身もできないセルフコントロールを押しつけること自体、無理な話しかもしれません。
ではどうするか?
こういう場面では、
が必要でしょう。
それは、この場合…
・「今あるものを、どう制限するか」
という発想から、
・「ないなら、どうする?」
へ、の発想の転換ですね。
実際、我が家では、
この発想にもとづいて、スマホ断ちを試してみました。
詳細は省きますが、スマホ断ち以前と、以後を
ザックリ比較すると下記の通りです。
スマホ断ち以前
宿題や食事の最中にもLINEで頻繁に通知が。
↓
その度に手が止まる。
↓
やるべきことが積もり積もって遅れ…
↓
なんだかんだで寝るのは深夜12時すぎ
↓
翌朝、起きるのがキツくて機嫌が悪く
↓
どんよりと家を出る…
というサイクルでした。
スマホ断ち以後
主なものだけ挙げますが、
◎読書時間の復活
もともと本は好きでよく読んでいたんですが、スマホを持ってから、まったく読まなくなってました。
写真は先日、図書館で借りた本。半日で読んでしまいました。
スマホがないとよっぽどヒマなんでしょう(笑)
◎宿題、テスト勉強に集中
自分で宣言したテストの学年順位を達成。
急に有言実行した実績をアピールしはじめる(笑)
◎寝るのが早くなった
子どもの翌朝の機嫌が良いですし、家族全員が気持ちよい朝をすごせます。
…まあ
スマホ断ち当初はものすごいストレス
を感じたようで、
「ハア~…」「ハア~…」
と、
無限に続くため息。
猛アピールしてきましたね(笑)
こういうときは、親のできることは、
きつさ、つらさをただ受けとめてあげるだけ。
だけど、
子どもにも学校行事などに関連する、必要最低限の連絡事項はあります。
なので、そういった内容に限り、
親の立会者のもとでLINEさせてます(内容までは見ません)
…まあ、ちょうどいい毒抜き(笑)
になっているようです。
すこしくらいハンドルに遊びがないと
気持ちが折れちゃいますよね。
親も子どもも。
いずれにしても、
私から見ても、随分と子ども自身の様子も変わってきてると思いますし、
スマホがない、LINEがない生活の、生の実感を親も子も得られています。
けっこうやれるじゃん!と。
これで、やっと次のステップにすすめる気がしています。
近いうち子どもと話し合って、次の段階としてスマホを使う前提での話し合いをしてみようかな。
スマホもそうですが、ちょっとした時間の累積って大きいですね。
人生は過ごした時間の総和、といますが、
ぼやぼやしてると、あっという間に5年、10年経ってしまいます。
私自身のことで言えば、
起業してみてよかったのは、
時間の使い方の自由。
自由なだけに、油断するとムダだらけになってしまいますが。
責任は伴うが、
自由って良いものです
起業してなかったら分からなかった実感かもしれません。
※起業に関しての悩み相談や、どうやってパートナーを巻き込もうか悩んでいる方はこちら
↓
…いずれにしても、
上で述べた
・「今あるものを、どう制限するか」
という発想から、
・「ないなら、どうする?」
という発想へ
を、言い換えると、
「執着が捨てられない今の状況」にどう対応するか
ではなく、
「執着を捨てた視点」からどうあるべきか考える
ことで、人生は好転していくものだと思います。
人生で、やりたいことがあるなら。
今すぐ、発想を転換して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。