中学生の娘にスマホ断ちさせてみた

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子どもに、

 

スマートフォンを持たせているがゆえに

発生する問題

 

って、ありますよね。

 

 

勉強中にLINEやメールの通知が来る

そのたびにスマホ操作して集中できてない

 

 

周りの友達がやっていて自分だけやっていない

いずれ仲間はずれになるんじゃないかと心配になる

 

 

直接会って言わない

ストレートな言葉を平気で書いていて心配になる

 

 

などなど…。

 

聞けば、いろいろと

 

家庭生活、学校生活にも支障をきたしてる事例も多い

 

ようですね。

 

 

かといって、

 

 

まったく使わせないのも果たしてどうか…?

 

 

と心配にもなります。

 

 

全く使わせない

高校生や大学生になった急に解禁するのはかえって怖い

 

 

 

子どもの社会性を尊重したい

信頼できる親しい友だちに限りLINEでつながっても良いのでは?

でも、他の子から求められたら拒否するの???うーん

 

 

と、

 

使わせるにしろ、使わせないにしろ、

 

各ご家庭、お子様ごとに、悩みも様々かと思います。

 

 

で、

 

 

我が家でも、

 

 

 

 

 

きちんと問題発生(笑)

 

 

してまして。

 

 

ついには

 

スマホ断ちを断行するに至り、一ヶ月が経過

 

しました。

 

ここで途中経過を踏まえて振り返ってみようかと思います。

 

ことの発端と経緯はこちら

kin73.hatenablog.com

 

 

いずれにしても、

スマホやSNSでの悩みの根底には、

 

 

 

 

決めたことを守れない

 

 

 

という問題があるのではないでしょうか?

 

 

 

 

でもですね。

 

われわれ大人も、けっこうスマホに振り回されてませんか?

 

聞けば、例えばスタバで仕事してる人も、

 

「半分以上の時間はついSNSみてました」という方は多いものです。

 

 

そうですね。

 

 

「一杯だけ飲み行こう」と言って、

 

 

 

 

 

 

 

一杯で終わったことないですよね(笑)

 

 

 

 

 

あれ?私だけ?お恥ずかしい限りで…。

 

 

まあ、我が子どもに自分自身もできないセルフコントロールを押しつけること自体、無理な話しかもしれません。

 

ではどうするか?

 

 

 

こういう場面では、

 

 

発想の転換 

 

 

が必要でしょう。

 

 

それは、この場合

  

 

・「今あるものを、どう制限するか」

 

という発想から、

 

・「ないなら、どうする?」 

 

 

へ、の発想の転換ですね。

 

 

実際、我が家では、

 

 

この発想にもとづいて、スマホ断ちを試してみました。

 

 

 

詳細は省きますが、スマホ断ち以前と、以後を

ザックリ比較すると下記の通りです。

 

 

スマホ断ち以前

 

宿題や食事の最中にもLINEで頻繁に通知が。

その度に手が止まる。

やるべきことが積もり積もって遅れ

なんだかんだで寝るのは深夜12時すぎ

翌朝、起きるのがキツくて機嫌が悪く

どんよりと家を出る

 

というサイクルでした。

 

 

スマホ断ち以後

 

主なものだけ挙げますが、

 

◎読書時間の復活

 

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もともと本は好きでよく読んでいたんですが、スマホを持ってから、まったく読まなくなってました。

 

写真は先日、図書館で借りた本。半日で読んでしまいました。

スマホがないとよっぽどヒマなんでしょう(笑)

 

 

◎宿題、テスト勉強に集中

 

自分で宣言したテストの学年順位を達成。

急に有言実行した実績をアピールしはじめる(笑)

 

◎寝るのが早くなった

 

子どもの翌朝の機嫌が良いですし、家族全員が気持ちよい朝をすごせます。

 

 

…まあ

 

 

スマホ断ち当初はものすごいストレス

 

 

を感じたようで、

 

 

「ハア~…」「ハア~…」

 

と、

 

無限に続くため息。

 

 

 

猛アピールしてきましたね(笑)

 

 

こういうときは、親のできることは、

 

きつさ、つらさをただ受けとめてあげるだけ。

 

 

だけど、

 

子どもにも学校行事などに関連する、必要最低限の連絡事項はあります。

 

なので、そういった内容に限り、

 

親の立会者のもとでLINEさせてます(内容までは見ません)

 

 

まあ、ちょうどいい毒抜き(笑)

 

になっているようです。

 

 

すこしくらいハンドルに遊びがないと

気持ちが折れちゃいますよね。

 

親も子どもも。

 

 

いずれにしても、

 

私から見ても、随分と子ども自身の様子も変わってきてると思いますし、

 

スマホがない、LINEがない生活の、生の実感を親も子も得られています。

 

けっこうやれるじゃん!と。

 

これで、やっと次のステップにすすめる気がしています。

 

 

近いうち子どもと話し合って、次の段階としてスマホを使う前提での話し合いをしてみようかな。

 

 

 

スマホもそうですが、ちょっとした時間の累積って大きいですね。

 

人生は過ごした時間の総和、といますが、

 

ぼやぼやしてると、あっという間に5年、10年経ってしまいます。

 

私自身のことで言えば、

 

起業してみてよかったのは、

 

時間の使い方の自由。

 

 

自由なだけに、油断するとムダだらけになってしまいますが。

 

責任は伴うが、

 

自由って良いものです

 

 

起業してなかったら分からなかった実感かもしれません。

 

※起業に関しての悩み相談や、どうやってパートナーを巻き込もうか悩んでいる方はこちら

kin73.hatenablog.com

 

 

…いずれにしても、

 

上で述べた

 

・「今あるものを、どう制限するか」

 

という発想から、

 

・「ないなら、どうする?」

 

という発想へ

 

を、言い換えると、

 

「執着が捨てられない今の状況」にどう対応するか

 

ではなく、

 

「執着を捨てた視点」からどうあるべきか考える

 

 

ことで、人生は好転していくものだと思います。

 

人生で、やりたいことがあるなら。

 

今すぐ、発想を転換して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。