親子の絆よりも深いもの
我が家には、14歳の娘がおりまして今、中学3年生です。
子どもが育つのは
なんて速い
んでしょうね。
なんだか小学校にあがったくらいから、
一気にタイムスリップしたかのように、
あっと言う間だった気がします。
その時々ではいろいろあったんでしょうけど…。
記憶の中のあのチビっ子が、来年は高校生かと、思うと
もう感覚がついていかない（笑）
・・・なんていうか、子どもって可愛いですよね。
うちの子なんて、剣道を小学校1年から習ってるんですが、
もう本当に、見事なくらい勝てなくて（笑）
試合で負けても負けても、
それでも毎日、「楽しいよ！」と
道場に通う姿に、親としては
こころ励まされます。
もしかして、うちの子は、
他人との闘争には弱くても、自分自身の弱さとの闘いには強いのかも？？？
なんて
都合よく思い込もう
としたりね（笑）
というわけで、子どもの事を語りだすと、
私の話しは長いのでこれくらいにしときますが（笑）
やっぱり親の実感として、
子どもとの縁って深い
ものだと思いますね。
でもですね
親子の縁なんて実は薄〜いもの
なんですね。
正確には「親子というだけでは」ですが、これは後述します。
仏教の世界では、過去、現在、未来を「三世」と言うそうです。
そして古くからある言葉、
「親子は一世」
「夫婦は二世」
・・・これは、
親と子の関係は現世だけの縁で終わる一世のもの。
夫婦の関係は、現世と来世、２回生まれ変わってもつながっている縁の深いもの
という意味ですね。
そうですね。
だって親子関係はもともと互いに自分の意志で選ぶことはできません。
親と子は血のつながりの関係。人間だろうと動物だろうとここは一緒です。
ミミズだって オケラだって アメンボだって同じです。
それに対して、
夫婦は、もともと赤の他人同士
ですね。
そういう意味では、
縁遠かった者同士、自分たちの意思で築き上げていく中で、
実にいろいろな問題、葛藤、迷いが生じますよね。
それらを超えて創っていく関係だけに、
その分、絆も深い
ということですね。
まあ、
子どもは育ちあがって家を出て行きますが、
夫婦は年寄りになっても一緒ですからね。
子どもが家にいる間も、お互いを大事にしとかないと
あとが大変です（怖）
さて、「親子は一世」「夫婦は二世」には続きがあります。
それは、
「師弟（主従）は三世」
という言葉です。
「尊敬」という、人間だけが持つ最高の心のつながりを結んだ関係は、
三回生まれ変わっても続く、より深い縁だとうことですね。
平成３０年の現代では、「師弟」、「主従」というのはピンと来にくいですが…
「私は、この人に育てられてはじめて人間になれた気がする」
「私は、この人のような高潔な人間になりたい」
「私は、この人を一生支え続けたい」
といった気持ちに、
心からさせてくれる人と出会えたとしたら
本当に幸せなことだと思います。
もし、私が、
わが子から尊敬される存在になれたとしたら、
今世一代限りの関係ではなく、
何度生まれ変わっても出逢える、
ずっとずっと深い縁で結ばれた関係になれるかもしれません。
どうせなら、生まれ変わっても、私は娘に逢いたいなあ。
あ、
ウザがられますね（笑）
ほんと、縁って不思議なものですね。
この目に見えない「縁」、
つまり「人と人の関係性」、
言い換えると「お互いの間柄」を大切にできる人。
パートナーシップを創っていける人が、
仕事でも家庭でも地域でも、協力者を巻き込める人でしょう。
起業を目指す方、すでに起業している方であれば、
一番身近なパートナーを巻き込み、
喜んで協力してもらえる、
「縁を育てる力」を持てるかどうかは死活問題 ですね。
５月２１日（月）に、福岡県の福岡市で、
パートナー巻き込み、起業を成功させる秘訣を
お話するコラボイベントを開催しますので、もし「ご縁」を感じて頂けたら起こし下さい。
まずは身近な夫婦の関係を幸せな関係に
私自身、かくありたいものだと日々感じています。
と、
ブログでさりげなく奥さんにアピールしてみました（笑）
