なぜか良い人間関係を創れる人がもつ、ユーモアの力
そして、そういった人に備わる共通の「力」として、
私は、
「ユーモア」
があるのではないかと考えています。
「ユーモアは、人間の知能の最も高尚な形での表れだ」
プラビサ・シャンミ&ドナルド・スタッシュ
と主張する研究者もいますね。
ある調査によると、成果を出す有能な経営者たちは、
ごく普通の管理者と比べ、
2倍もユーモアを用いる
そうです。
ユーモアの代表的なものが、「ジョーク」ですが、
うまいジョークを研究するのも、なかなか有効です。
以下、いくつか有名なジョークを引用
↓
ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。
船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければいけなかった。
船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」
↑ 上記は、ご存知の方も多いでしょうね。
ある時、世界的な音楽コンクールが行なわれた。
開始1時間前にドイツ人と日本人が到着した。
30分前、ユダヤ人が到着した。
10分前、イギリス人が到着した。
開始時刻ピッタリにアメリカ人が間に合った。
5分遅刻して、フランス人が到着した。
15分遅刻して、イタリア人が到着した。
30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。
ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。
新製品が世に流通するまでには、全部で四つの段階がある。
まず最初に、アメリカの企業が新製品の開発をする。
次に、ロシア人が「自分たちは同じ物を、もうすでに30年前に考え出していた」と主張する。
そして、日本人がアメリカ製以上のクオリティのものを造り、輸出し始める。
最後に、中国人が日本製のものに似せた偽物を造る。
・・・なかなか思白いですね。
ユーモアのセンスを磨くために、方法はいろいろあるんでしょうが、
ジョーク集など、よくまとまった本を読むのも、一つの方法でしょうね。
以前かなり売れた本ですが、短い時間で読めて笑える秀逸な本。上記の引用元ですね。
↓
ある研究によれば、
ユーモアには、
右脳が最も得意とする特性
が含まれているそうです。
例えば…
・文脈中の状況を見極める力
・物事の全体と、部分の関係を見る力
・一見、まったく違う観点どうしの関連性を見つけだし、つくり、結びつける力
こういった右脳の力を、普段から活用できるようになりたいものです。