なぜか良い人間関係を創れる人がもつ、ユーモアの力

 

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私たち人間はしばしば、
 
人間関係の亀裂
 
緊張
 
衝突
 
不平等への怒り…
 
 
等など、問題に直面しますね。
 
 
言って聞かせてやろう、
 
 
説得して考えを変えさせよう、
 
 
罰を与えて行動を変えさせよう…
 
 
こういった、
 
 
相手をコントロールしようとする試み
 
 
は、一時的に成功したように見えても、
 
 
たいがい失敗します。
 
 
 
それが、
 
大人同士であれ、親と子どもの関係であれ
 
お互いの人間関係がますます悪化するという結果に陥るものです。
 
 
しかしながら、
 
なぜか良い人間関係を自分からしかけて創れる人がいるのも事実。
 
 
私は、そういう人が
 
 
実力のある人
 
 
というのだと思います。
 
 

そして、そういった人に備わる共通の「力」として、

 

私は、

 

 

「ユーモア」

 

 

があるのではないかと考えています。

 

 

「ユーモアは、人間の知能の最も高尚な形での表れだ」

プラビサ・シャンミ&ドナルド・スタッシュ

 

と主張する研究者もいますね。

 

 

ある調査によると、成果を出す有能な経営者たちは、

 

ごく普通の管理者と比べ、

 

2倍もユーモアを用いる

 

そうです。

 

 

ユーモアの代表的なものが、「ジョーク」ですが、

 

うまいジョークを研究するのも、なかなか有効です。

 

 

以下、いくつか有名なジョークを引用

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。

 

船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければいけなかった。

 

船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。

 

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」

 

イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」

 

ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」

 

イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」

 

フランス人には「飛び込まないでください」

 

日本人には「みんな飛び込んでますよ」

 

↑ 上記は、ご存知の方も多いでしょうね。

 

 

ある時、世界的な音楽コンクールが行なわれた。

 

開始1時間前にドイツ人と日本人が到着した。

 

30分前、ユダヤ人が到着した。

 

10分前、イギリス人が到着した。

 

開始時刻ピッタリにアメリカ人が間に合った。

 

5分遅刻して、フランス人が到着した。

 

15分遅刻して、イタリア人が到着した。

 

30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。

 

ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。

 

 

新製品が世に流通するまでには、全部で四つの段階がある。

まず最初に、アメリカの企業が新製品の開発をする。

次に、ロシア人が「自分たちは同じ物を、もうすでに30年前に考え出していた」と主張する。

そして、日本人がアメリカ製以上のクオリティのものを造り、輸出し始める。

最後に、中国人が日本製のものに似せた偽物を造る。 

 

・・・なかなか思白いですね。

 

ユーモアのセンスを磨くために、方法はいろいろあるんでしょうが、

 

ジョーク集など、よくまとまった本を読むのも、一つの方法でしょうね。

 

以前かなり売れた本ですが、短い時間で読めて笑える秀逸な本。上記の引用元ですね。

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

 

 

ある研究によれば、

 

ユーモアには、

 

右脳が最も得意とする特性

 

が含まれているそうです。

 

例えば…

 

・文脈中の状況を見極める力

 

・物事の全体と、部分の関係を見る力

 

・一見、まったく違う観点どうしの関連性を見つけだし、つくり、結びつける力

 

こういった右脳の力を、普段から活用できるようになりたいものです。