日本刀で一刀両断に斬れる人は、起業でも成功する人
あなたは、
型にはまる
という言葉を聞いて、どんな印象を持ちますか?
辞書によれば、
決まりきった形式や方法どおりのもので、個性や独創性がない。「―・ったあいさつ」
とのこと。
私はあまり好きな言葉ではないんです。
なんとなく、
「型にはまった人」というと、
「つまらない人」みたいな
イメージ
がありますね。
蛇足ですが、
私は20年来の佐野元春ファンなんですけれども、
彼が歌の中で叫ぶ、
つまらない大人にはなりたくない
という歌詞、やっぱり今でも好きなんですよね。
(「ガラスのジェネレーション」作詞・作曲:佐野元春)
私は今、44歳ですが、いくつになっても、
好奇心と無邪気さと
野放図な荒唐無稽さに満ちた
少年の心を持った男
でありたいなと思っています。
そんな私ですから、
「型にはまる」というのは、ちょっとかっこ悪い。
むしろ
「型破りな大人」がかっこいい、というイメージが子供の頃から持っていたんです。
ところがですね。
この悪印象
180度変わりました
コペルニクス的転回
というやつですね。
なぜか?
ズバリ
を学びはじめたからですね。
※画像は当然ですが私ではありません(笑)高名な中山博道範士。
居合道とはなにか、ということはここでは省略しますが、
何をしているか?というと、
日本刀などの「刀」を使います。
刀を抜き、斬り、鞘に納める
という動作のパターン、いわゆる「型」がたくさんあります。
このあらかじめ決められた「型」を、決められた通りに、正確に行えるよう、繰り返し練習するわけです。
いやいや、この「型」、やってみると実に事細かいものでして、
座り方、手の置き方、つま先の立て方、膝の角度、刀の柄(つか)の握り方、などなど…詳細な決まりごとがあります。
おそらく、お茶、踊りなど、お稽古ごと全般そういうものかもしれませんね。
これが私にとっては、
実に窮屈(笑)
なんです。
でもですね
それが良いんです
私も整体の仕事をしていますから、
人間の立ち姿勢、歩き際の足の運び方、重心のかけ方などなど・・・
普段からよく観察していますし、研究もしています。
人間が100人いたら、
100通りの「独特の癖」
がありますね。
居合は生死を分ける一瞬の技術
その技一つ一つに、
何百年間も練り上げられた、合理的な理由
があります。
つまり
「型」通りに動ける=最も合理的に無駄なく動ける
ということですね。
つまり
型にはまる=自分を失う行為
ではなく
型にはまる=自分を研ぎ澄ます行為
と言えるでしょう。
私は、機能性を磨き上げた果てに、表に現れる機能美=居合の美しさと思っています。
いいですよ、居合道。
高段者の先生方の、練り上げられた業(わざ)、動きなんて、
みていて惚れ惚れするほどカッコいいですから。
実は、
起業に関しても同様
ですなんですね。
オリジナリティはとても大事です。
しかしながら
自分らしさで勝負=自分勝手な思いつきで勝負
となっている場合が多い。
これでは、ギャンブルと同じです。
やはり
起業前、起業後にも、成功する準備、段取りがあります。
居合道にも各流派があるように、
そういう
「起業の型」にもいくつか類型
があります。
私は
「脱サラ」「夫婦起業」「整体院開業」の型
を自身の経験も交えて構築しています。
先日お知らせした起業相談会では、ご希望があれば、
こういった具体的な内容もお伝えしていきたいと考えています。
↓