【自分や子どもの運命を決める】もの。それは 【何を習うかよりも、誰に習うか】

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今日の午後は、武士道の心を学びました。
 
私と娘が剣道、居合道でお世話になっている道場の館長講話
 
3月、4月、5月と、3回シリーズで、今日が最終回。
 

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細かい内容は省略しますが、
 
武士道の話、というと、
 
 
 
 
なんか堅苦しい印象
 
 
がありますね。
 
 
 
 
 
 
でもですね
 
 
 
 
 
 
実は超身近な話 
 
 
 
なんですね。
 
 
普段の生活、生き方に直結していることを知りました。
 
 
 
 
今、世の中の中心にある考え方は
 
 
 
 
 
損か、得か 
 
 
 
 
 
個人レベルでも、国家レベルでも同様ですね。
 
 
これはこれで悪いわけではない
 
 
だけど、大袈裟に言えば、
 
 
 
 
自分が得することだけやります
 
 
損なことは全て人つけ回します
 
 
 
 
という人に、人はついていきたくなるもんでしょうか?
 
なかなか、人から信用、信頼されるのは難しいでしょう。
 
自己本位な価値観で生きる人は、最終的には誰からも相手をされなくなるものです。
 
恥ずかしながら、無論私自身も例外ではないですね。いまでこそPTA会長なんてやっていますが、それまでは、大変そうなお役につくことは、極力避けて通ってきましたから。
 
 
 
では、
 
 
頭ではわかったとして、実際の行動では?
 
 
 
・・・はい。なかなか出来ませんね。
 
 
 
 
ある意味当然です。にんげんだもの
 
 
 
しかしだからこそ、
 
 
 
教育の持つ意味と価値は重い
 
 
そう思います。
 
 
 
今日のお話は、武士道を題材にした
 
 
 
リーダーシップ 
 
 
のお話だったと私は受け止めています。
 
 
人の上に立つ人には
 
「徳」が必要
 
です。
 
 
その「徳」にも洋の東西を問わず、いろいろありますが、
 
武士道においては、主に「儒教」の
 
仁・義・礼・智・信
 
 
をベースとした生き方。
 
 
これを自己修養の中で、身につけるものだそうです。
 
 
 
優しさ、思いやり、情けで人を導くことが出来る人
 
批判されても、正しいことを貫く勇気のある人
 
…etc。
 
 
武士道は
 
軽々に戦ったり、
 
死を軽んずることではなく、
 
美しい生き方を貫くこと
 
 
これは、
 
損得、方法論、儲け方、要領よく、テクニック、知識…
 
こういった能力的、技術的側面の追求だけでは決して身につかない、
 
人間的魅力を持つ人への道しるべ
 
なんだと思いました。
 
 
 
 
それにしても、人前でこういうお話が出来る、ということは実はすごいことで。
 
あなた2時間あげるから、
 
人をうならせる話をしてみてよ
 
 
と言われて、
 
 
ビビらない人の方が少ないでしょう。
 
 
「喜んで!」といえる人、
 
100人いて何人くらいかな?1〜2人くらいでしょうか?
 
 
館長ご自身は、剣道、居合道だけでなく、地元の金融機関初の生え抜き理事長に上り詰めた人。また地元の商工会議所会頭も勤めた、実力のあるビジネスマン
 
そういう方
 
ご自身が信じ、目指している生き方だから説得力がある
 
 
んでしょうね。
 
 
いやいやー。
 
今日のようなお話を伺うと、私自身まだまだ人間が小さいなと思わされますね。
 
 
同時に、
 
ますます自分を磨いていきたい
 
と思えました。感謝ですね。
 
 
わが娘も中学3年生
 
14歳の青春真っ只中。
 
どこまで真髄を理解できているかは分かりませんが、わが子なりに受け止めたこともあるでしょう。
 
今日の話が心の中でいつか発芽し、大人になって花開くことを期待しましょう。
 
それにしても、こういう話を聞けていること、聞かせてもらえる環境にいる事自体、幸運なことですね。
 
剣道がただ強くなれば良いんじゃない。
 
なんのために強くなるのか?
 
それは徳のある、魅力のあるリーダーに育ってほしいからだ、
 
という願いを持った指導者に出逢えていることに感謝です。
 
まさに、
 
 
 
 
何を習うか、より、誰に習うか
 
 
 
 
が大事と改めて感じました。
 
 
ほんとにね、
 
 
 
こんなふうに、
 
やるぜー!
 
という気持ちにさせてくれる館長って、やっぱりすごい人です。
 
私も、理想の100年日本を目指し、志高いセラピストの方々を育成、ご支援する人間として、ますます自分自身を磨いていきたい!という気持ちを強くした一日でした。