「派手な結果」を見るか「結果までの積み重ね」を見るか
野球に興味ない人にはたいへん申し訳ないんですが・・・
この夏の高校野球。
第100回の記念大会ということもあるのかないのか…
ミラクルゲーム
が多すぎる。
私も少年野球から高校まで野球をやってましたし、
この年齢になっても試合観戦するのは好きなんですが…
こんな結末は観たこともないし、体験したこともない。
ノーアウト満塁から、
逆転サヨナラ「2ランスクイズ」
一言で言うと、
大ギャンブル
ですね。
例えるなら、
勤続30年の会社員がコツコツ貯金した1000万円を、
競馬一レースに賭けて、単勝チケットを買うようなもの…
当たればでかいがリスクが大きすぎます。
※細かいこと言うと、ノーアウト満塁でスクイズ失敗すると、トリプルプレーといって、一気に3人アウトにされ、その場で負けが確定してしまうリスクがあるのです。
決着の瞬間、球場全体が、怒涛のような歓声でしたね。
しかしながら、
すごいなと思うのは・・・
最終回にギャンブル勝負に打って出られるまでに接戦だったということで、
ねばってねばって、強豪私立高校相手に食らいついた公立高校。
土壇場での輝きは、何年も積み重ねた、たゆまぬ努力があったればこそ。
たしかに決着はドラマチックでしたが、
私は血と汗と涙の、泥臭い積み重ねにこそ価値があると思います。
私も日々、表面的な結果よりも、内容としてのプロセスの質を追求していこう。
蛇足ですが、
金足農業高校の、
校歌斉唱
青春感ハンパない。
つい応援したくなります。