「お客なんだから偉い」はカン違い。 「店員なんだから嫌なことがあっても我慢するもの」もカン違い。
先日の東京出張の際に、羽田空港でお土産を買ったんです。
詳しい銘柄は省きますが、奥さんがものすごく好きなお菓子です。
大きな空港ですから、お土産売り場もすごい人数でごった返してます。
いきおい、店員さんの対応も流れ作業のようですし、
一方、お客さんは、無言でお金を払って、無言で足早に立ち去る方が多いですね。
皆さんお忙しいでしょうから、当然そうなりますね。
でも、なにかちょっと寂しいなあと。
なので、
店員さんに、思いっきり笑顔で、明るく話しかけてみました(笑)
せっかく家族へのお土産なんで、できるだけ気持ちよく買いたいですからね。
たまたま後ろに人が並んでなかったので、
「これ、うちの奥さんが大好きなんですよ〜」とか、
少し話をしてたんですが…
そうしていると、店員の女性の方も、だんだん素が出てきて(笑)
お互い気分良くすごせたと思います。
こちらから心を開くと、相手も開いてくれるものですね。
少しおまけしてくれましたし(笑)
「お店と客」
「お金を受け取る側、払う側」
というように、
2つの別な、ある意味「対立した」立場の視点で人を見ると、人間関係がギスギスしてきますね。
「お客なんだから偉い」はカン違い。
「店員なんだから嫌なことがあっても我慢するもの」もカン違い。
そう思います。
「立場で人を見る」
視点を捨てて、
「人として見る」
そんな人付き合いがしたいものです。