仕事の意味

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世の中には幾多の「仕事」がありますよね。

 

例えばですけど・・・

 

弁護士

公務員

プロ野球選手

ビル清掃員

宇宙飛行士

スーパーのレジ打ち

美容師

整備士

教員

商社マン…

 

などなど。

 

各市町村の図書館にも、うちの子が通う中学校の図書室にも、

 

将来の職業を考えるための図書コーナーがあり、

 

各職業ごとの職務内容とか、資格のとり方、必要な学歴、就職のためには?など必要な情報が整理されています。

 

要するに、

 

この「仕事」は【こういうものだ】

 

という

 

従来の既成概念

 

があるわけで、それに基づいて、私たちは職業を選択します。

 

例えば、ものすご~く大雑把に言えば、(本当に大雑把で恐縮ですが)

 

・「弁護士」さんなら、「揉め事を法律を使って処理する仕事」とか。

 

・私の職業「整体師」なら「歪みを整えるために施術を提供するのが仕事」とか。

 

 

これまでは、その職業ならではの社会的な「意味」をきちんと提供できれば評価され、適正なお給料も頂くことができ、生活してこれました。

 

お子様がいる方は子どもを学校や習い事に通わせることが出来ました。

 

そうです。私自身も、両親が立派に「仕事」をしてくれたおかげで、大学まで出してもらえました。本当に感謝ですね。

 

要するに、「就職」という言葉が表すように、

 

【職に就く】=【その職業が持つ『意味』に『自分を』合わせていく】

 

とも言えるのではないでしょうか?

 

 

でもですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

「仕事の意味」は完全に捨てるべき。

 

 

 

・・・私は、そう考えています。

 

言い方を変えると

 

 

今やっている自分の仕事は、

 

まったく社会から必要とされてないないんじゃないか?

 

と、自らに問う必要があると考えています。

 

なぜか。

 

世界のルールが変わったからです。

 

当然、世界の中にある日本のルールも変わってます

 

少なくとも、私が職業を選択しようとしていた、大学生のころ(22年前)とは、別な世界です。

 

 

そして、大多数の日本人は、この変わってしまったルールに適応しない限り、5年先に同じだけのお給料や、売上を上げていられる保証はなにもない。

 

 

 

それじゃあ子ども達が不憫だろう!

 

 

と、

 

 

われら大人たち!しまっていこうぜ!!!

 

という思い、危機感が私にはあります。

 

 

 

 

 

・・・鼻息荒いですか?すみません。

 

 

では、どんなふうにルールが変わったのか?

 

すでにお詳しい方も多いでしょうし、各種情報も出回っているのでザックリですけど、

 

アメリカの2006年頃(今から12年前くらい)の書籍では、生産拠点は中国、情報処理産業はインドに移行、というか取られてしまい・・・。

 

食いっぱぐれない職業といわれた弁護士、会計士の世界でもコンピュータに仕事を軒並み奪われ始めてます。

 

いわんや現在は、AIの飛躍的な発達ですよ。

 

だって去年、囲碁人類最強棋士が3戦して3タテくらいましたから・・・

 

その人類最強を完膚なきまでに叩きのめしたAIさん(先輩)も、

 

数カ月後に開発された最新バージョンのAIくん(後輩)に100連敗食らったそうですよ。

 

なんという成長速度でしょう・・・。

 

これはあれですね。

 

漫画のゴールデンルール

 

 

 

 

 

あとから出てくるキャラは強いの法則

 

 

ですね。

 

・・・まあ、それは置いといて。

 

すでにAI弁護士が過去の膨大な判例などから総合的、瞬間的に判断(=思考)を下す。

 

その決定にもとづいて人間弁護士がせっせと書類作成(=作業)をする。という状況が増えてきているとか。

 

これじゃあ人間、おまんま食い上げですよね。

 

 

ひるがえって日本ではどうか。取り巻く状況に多少違いはあれど、大変です。

 

弁護士さんは、毎年2千人増え続けてます。事件数が弁護士の数に比例して増えるわけではありません。

 

就職先も仕事もなく、年収100万円でファミレスバイト掛け持ちで食いつなぐ。

 

という方も多いという実態だそうです。

 

 

今ある職業の半分近くはAIに置き換わる、という説があり、賛否両論ですが、

 

少なくとも、いろんな仕事が、

 

今まで【あって当然】と思っていたものが、

 

【ないのが普通】という状況は起こるでしょうね。

 

 

昔はどこにでも、普通にあった

 

 

公衆電話のように。

 

この激しい変化の流れの中で、従来の考え方のままでいようとするのは、例えるなら

 

時速20キロメートルで流れるプールをバタフライで泳いで遡る、

 

という行為に等しいです。

 

・・・いずれ力尽きますね。

 

もし、力尽きずに平然と泳いでられるのは、

 

 

 

 

 

 

地上最強の生物 範馬勇次郎

 

くらいですね。

 

え?知らないですか?こういう人です。↓

 

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・・・それはさておき。

 

繰り返しになりますが、従来の

 

この仕事は食いっぱぐれがない

 

といったような既成概念が崩れたということですね。

 

 

 

 

 

じゃあお手上げか?というとそうではない!

 

私は、これからの時代、全く新しい

 

コンセプト

 

を創り出す力のある人が生き残る。と考えています。

 

このコンセプトを創ることに関して、大前研一さんの言葉から引用すると

 

「既成概念にとらわれずに、新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与える」

 

ことが大切なのだそう。

 

要するに、

 

今している仕事に新しい視点から新しい意味付けをする。

 

と捉えています。

 

ものすごく平たく言えば、

 

私の仕事は「何のために」あるのか?を、

きちんと言葉で説明出来る人

 

が、これからの時代に評価され、生き残る人でしょうね。

 

そういう意味では、常に新しい視点で新しい意味づけが求められる

独立開業者にはチャンスの時代ではないか?と思っています。

 

 

私自身も、自分にしかできない独自の価値ある仕事を提供していきたいですし、

 

すでに、

 

従来のコンセプトをゼロから見直して、本当にやりたいことをベースに

 

新しくコンセプトリニューアルしたい、という方のサポートをしているんですが、

 

自分の仕事に、新しい視点から、新しい意味を見出していく・・・

 

なかなか盛り上がって楽しいですよ。

 

長くなりましたが、

 

どんな職業であれ(主婦や学生さんも含む)

 

何のために?を自分に問い続けることが、成長の鍵だと思います。

 

それ、必要だな・・・と思う方は、

 

大丈夫。できますよ。自信を持って取り組んでみて下さいね。